株主優待生活をほぼ無料で手に入れる方法【カブドットコム証券の一般信用売り】

株主優待をほぼ無料で得るための方法を紹介します

概要

株主優待は権利確定日に一定金額の株式を保有している株主に対して支給されます。株主優待だけが目的であれば権利確定日前に株式を取得し、権利確定日に決済すればいいのですが、通常権利確定日後は配当等の関係で株価が下落する傾向にあり、通常であれば配当分を加味しても損をしてしまうことがほとんどです。そこで、権利確定日に現物買いと信用売りを両建てし、権利確定後に決済すれば両者を決済すれば、株価変動のリスクをヘッジしつつ株主優待の権利を得ることができます。

信用売りの意味が分からない人は株を証券会社等から借りてきて売るというイメージを持っておけばいいでしょう。この場合配当は買いと売りで相殺されてしまうのですが、株主優待は名義人に支給されますので、相殺されません。配当はもらえないのですが株主優待の権利を得ることはできるということです。

では事例でもうすこし詳しく解説します。

権利確定日が3月31日であったとします。
3月31日の株価100円
4月1日の株価:80円A社
3月31日に100円を現物買いし、同時に信用りを建てます。
4月1日に両方を決済します。
現物買いのほうは100円で買って80円で売るので20円損します。
一方、売りのほうは株を借りてきて、100円で売って、80円で買い戻して返すので20円得します。
20円の損+20円の得=0円
なので実質無料で株主優待を得ることができます。ただし、手数料は発生します。

信用売りには制度信用売り(6か月期限等)と一般信用売り(無期限)の2種類があります。

制度信用とは取引所規制により株式を返済する期限が決められている銘柄であり、証券会社が証券金融会社等から株を借りてきて投資家に株を貸す形態です。期限が定められており、短期であるため金利が低いという特徴がありますが、証券金融側が貸株が足りなくなってくると、銀行や機関投資家から高利で借りてくることになり、追加でコストがかかります。これを逆日歩といいます。権利確定日にはこの逆日歩が発生しやすいため、制度信用で株主優待の権利を得ることはお勧めできません。

一方、一般信用売りとは証券会社が保有している株を投資家に貸す方式であり、期限が決められていません。そのため、金利が制度信用より割高(年利3.9%前後)になっています。ですが、制度信用のような逆日歩は発生しません。ですでの株主優待を取得したいのであれば一般信用売りを利用することをお勧めします。もっとも、証券会社側に在庫がなくなってしまうと売り建てが建てられなくなりますので少し余裕をもって売りを建てる必要があります。

一般信用取引は証券会社は現在のところカブドットコム証券と松井証券しか取り扱っています。また、取扱銘柄数が異なります。

カブドットコム証券:2,263銘柄
松井証券:679銘柄

カブドットコム証券で実施します。

必要資金

一時的とはいえ現物で株を買わなければなりませんので欲しいと思う優待券の銘柄を調べていくら必要か計算しておきましょう。5万円以下から取得できるものもあれば10万円以上かかるものもあります。余裕をもって100万円程度証券口座に預けておく必要があるでしょう。

利益金額

配当金はもらえませんが、割引券、利用券、商品券等様々な利益を得ることができます。桐谷さんも本で書いていますが、株主優待だけで生活することも可能なようですね。

リスク

①信用売り在庫がなくなるリスク

リスク対応コメント

①在庫がなくなる前に売りを建てるようにしましょう。

株主優待生活をほぼ無料で手に入れる方法 手順

手順①:カブドットコム証券で口座を開設し、信用口座を開設する。
手順②:欲しい銘柄を選び、権利確定日前、余裕をもって現物買いと一般信用売りを同時に注文する。
手順③:権利確定日後、売りと買いを同時に決済する。

金額は指値で指定する等、損が出ないようにしましょう。以上、あくまで一般的な方法を解説しただけであり、投資はくれぐれも自己責任でお願いします。


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