堅実に安定して稼げる?株価の乱高下に備える日経平均VI先物指数ETN(2035)の現物長期投資法

日経平均VI先物指数ETN(2035)とは日経平均のボラティリティ(値幅)に連動して株価が騰落する商品です。特に日経平均暴落時に大きく上昇する傾向があります。この日経平均VI先物指数ETNの現物長期投資で堅実に稼ぐ投資法を紹介します。

また、不景気に備えた投資としても使える銘柄です。

日経平均VI先物指数ETN(2035)の現物長期投資法 概要

ETFやETNをご存知でしょうか。ETFとは上場投資信託というもので日経平均に連動した投資信託やTOPIXに連動した投資信託を上場株式と同じようにネットからでも証券会社を通じて手軽に売買できるものです。

ETNも同じようなものなので、各指標と連動する上場投資証券なのですが、ETFと異なり裏付け資産がなく、発行体の信用力をもとに、価格が指標に連動する債券になります。

信用リスクのイメージとしては・・・・ETF≫ETN≫個別株式といった感じでしょうか。

ETNを発行するには厳密な審査が必要のため、発行体の信用力は担保されていると考えてもいいでしょう。もっとよく勉強したい方は東証のホームページを見てください。
(参考:東証「ETNの特徴・ETFとの違い」

さて、今回紹介するローリスクハイリターンな投資とはこのETNの投資です。

対象銘柄は日経平均VI先物指数ETN(2035)です。

日経平均VI先物とは日経平均のボラティリティ(変動幅)に応じて価格が変動する指標になります。日経平均の値動きが落ち着いているときは日経平均VI指数も下がっていき、値幅が大きくなると日経平均VI指数も上がります。

日経平均VI先物指数ETNはこの日経平均VIに連動して価格が値動きします。この規則性を利用して効率的に利益を得ていきます。

日経平均株価と比較してチャートを見てみましょう。

日経平均VI先物指数ETN(2035)
日経VI

日経平均株価
日経平均株価

日経平均VI先物指数ETN(2035)は上場したのが2013年4月です。

2013年4月ではアベノミクスの影響で大きく株価が乱高下していた時期でもあります。その時に日経平均VI先物指数ETN(2035)の株価は150,000円を超えていました。

一方、2014年9月現在では値幅も少なく、相場も安定しているため50,000円まで株価を下げています。

このように、日経平均VI先物指数ETN(2035)は日経平均株価の値動きに連動して価格を上げる銘柄になっています。

特に日経平均株価暴落時に株価が上がる傾向があります。

日経平均は落ち着いている時期もあれば激しく動いている時期があります。そしてこれは繰り返されてるはずです。

ということは、日経平均VI先物指数ETN(2035)も相場が安定しているときは株価が下落し、相場が荒れているときは株価が上がるという傾向になります。

もちろん相場に絶対ということはないのですが、この法則を知っていれば日経平均VI先物指数ETNの価格が下落しているとき買い増しをしていき、日経平均株価が乱高下する時期に売っていき、また相場が安定して日経平均VI先物指数ETNの株価が下がってくれば買い増しをするということを繰り返せば、かなり安定して利益を得ることができるはずです。

ただし、リスクを抑えるために現物で買う必要があります。また、空売りも厳禁です。

現物で買っていればいくら価格が下がったとしても塩漬けにできますし、ナンピン買い(低価格で買い増しすること)をすることで上がった時の利益を増やすことができます。信用取引や空売り等の証拠金取引をすると万が一ロスカットしてしまう可能性が高まりますのでお勧めしません。

また、もう一つのリスクとしてETNのようなコモディティ商品にはコンタンゴと言われる現象が起きます。ETNを運用するには保管コストがかかるため、限月が長期なほど、すなわち長期投資すればするほど保管コストがかかり、そのコストは株価のマイナスの影響となります。期日近の価格が期日先の価格より低くなり、乗り換え時にロールコストがかかる結果、価値が減価し続けるということです。影響がどの程度あるのかはよくわかっていませんし、コンタンゴが解消されないとも言えませんので、実際のチャートを見て判断するようにしましょう。
(参考:先物取引の説明 コンタンゴとバックワーデーション

また、コンタンゴはリーマンショックのような株価が大荒れの時期には解消される可能性が高くなります。バックワーデーションといい、期日近先物の価格のほうが期日先物よりも価格が高くなるという現象のことを言います。こうなると平常時も価格プレミアムがつき高騰していきます。なのであまり考える必要が無いと判断しています。

相場安定時に日経平均VI先物指数ETNを買っておくことは将来、株価が大荒れになったり、リーマンショックのような経済の変動が起きた時に利益を得ることができるはずですので、不景気に備えた投資にもなります。

必要資金

最低でも100,000円程度(現在の株価は50,000円程度)

利益金額

50,000円のときに買い、100,000円のときに売れれば利益+100%も可能。相場の動き次第です。

リスク

①価格が下がり続けるリスク(コンタンゴによる減価を含む)

②発行体が消滅し上場廃止になるリスク

リスク対応コメント

①については日経平均はいつの日か必ずと言っていいほど荒れる時期があるからです。暴落するにしても暴騰するにしても、オリンピックや政権交代等でボラティティが回復することはほぼ確実だからです。コンタンゴがあるので1年以上の長期保有はお勧めできませんが、価格暴落時にはコンタンゴが解消されるの可能性があるので元の値段に戻る可能性もあります。つまり、平常時には価格がじわじわ下がっていくのですが、大荒れ時には元に戻る可能性があるので長期保有に向かないとは一言では言えません。

②ETNの発行体は信用力について厳密な審査を得ているので可能性は薄いですが、ゼロではありません。ETFと違い裏付け資産を持たないため上場廃止されれば紙切れになる可能性はあります。何らかの法的な保証がされるかもしれませんが、不確かです。ただ、国内株式に投資する時もその企業が倒産してしまうリスクは当然負うわけですから、ETNに投資することも同様に許容できるリスクであると私は思います。とはいえ余剰資金で行うようにしましょう。
(参考東証 ETNの投資リスク

日経平均VI先物指数ETN(2035)におすすめの証券会社

ETF,ETNは現物株式と同じ扱いですので、現物株式手数料の安い証券会社がおすすめです。現物株式手数料の安い証券会社はGMOクリック証券です。

ただ、相場が長期安定期に入ると、しばらく塩漬けになりますので、その時は貸株に出すというのも一つの方法です。貸株に出せば年利0.1%程度の貸株料を得ることができます。

貸株サービスではカブドットコム証券がおすすめです。

日経平均VI先物指数ETN(2035)の現物投資 手順

では具体的な手順を解説します。

手順①:カブドットコム証券またはGMOクリック証券証券口座を開設する。

手順②:相場安定期に日経平均VI先物指数ETNが下がってくれば買い、株価乱高下時期に売るということを繰り返す。(レンジ幅は実際のチャートを見て判断するように)

相場が安定すると株価は下がっていくため、しばらく塩漬けになります。その時カブドットコム証券を使っていれば貸株をすることができ、0.1%程度の利息を受け取ることができるため、おすすめです。(参考:貸株サービスで年利5%~10%の金利+配当収入+株主優待を得る方法)

また、ETNの手数料は現物株式の手数料と同じであるため、現物株式手数料の安いGMOクリック証券でも良いでしょう。こちらもNISA口座を開設すれば手数料が無料になります。貸株サービスはありませんので、貸株サービスを選ぶか手数料の安さを選ぶかで判断してください。

信用取引等でレバレッジをかけることはお勧めしません。リスクは上がります。

以上、あくまで一般的な私個人の見解を解説しただけであり、投資はくれぐれも自己責任でお願いします。

口座開設は以下よりどうぞ。

No1 カブドットコム証券
三菱東京UFJ系列の大手証券会社。取扱商品・注文方法・システムツールでは他の証券会社を圧倒しています。 カブドットコム証券では貸株サービスを提供しています。日経平均VI先物指数ETNは長期投資となる可能性があるため、貸株に出すことで貸付料を得ることができ、預金利息よりも高い利率で運用できます。また、NISA口座を開設すれば現物株式手数料が無料となるため、日経平均VI先物指数ETNも手数料無料で売買することができます。

No2 GMOクリック証券
手数料の安さで選ぶのであればGMOクリック証券がおすすめです。


2 thoughts on “堅実に安定して稼げる?株価の乱高下に備える日経平均VI先物指数ETN(2035)の現物長期投資法

  1. 2chでは詐欺商品とまで言われて悪評高いをVIX ETFのデメリットを逆手に取る戦略は面白く拝見させていただきました。
    おこがましい限りなのですが、私からもローリスクハイリターンな記事のご提案と申しますか、いえ、是非とも記事化を検討してほしいと思いコメントした次第です。
    それは、4月の消費増税8%を筆頭にこの増税ばかりの昨今においても為替差益においては税金がかからない外貨MMFです。ここも平成27年末まではセーフですが、平成28年1月1日からは課税されてしまいますが、今なら為替利益が出れば無税で儲けられることになります。
    末筆ではございますが、これからもローリスクハイリターンな記事を楽しみにしております。

    • ブログ見ていただき誠にありがとうございます。
      また、ご提案ありがとうございます。
      外貨MMFについては知識がないので色々と勉強させていただきます。

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